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結婚には相手を思いやる気持ちが不可欠

結婚している姉や友人の話を聞いていると、どこの夫婦も一度や二度は、今度こそ離婚だというケンカをしているようです。
父と母の場合、母に濡れ落ち葉でありながら、昭和一桁生まれということもあって男の方が偉いという考え方をしていた父は、酔って腹が立つと母に対し、離婚だ、家から出て行けとよく言ったものです。
酔いがさめた父は、母がなぜぷりぷりして自分と口を利かないのか理由がわからず、何とかして母の機嫌を直そうとあれこれ話しかけたり、おやつを勧めたりしていました。
そんな様子を見て育ったせいか、結婚にまったく憧れを持たないまま、アラフィフになってしまいました。
子供が欲しいという気持ちも全くなかったことから、結婚しなかったことに対して後悔は全くありません。
テレビでコメンテーターが結婚とはと聞かれ、忍耐と答えたときに周囲から納得の様子が伝わったことからもわかるように、お互いに相手を尊重し、思いやる気持ちがなければ、結婚することだけで幸せになるのはむずかしいのだろうと考えています。

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